配信機材ラインナップのご紹介

昨年のコロナ禍から始まったテレワークの普及とともに、すべての業種で例外なく配信需要が高まりました。そして各メーカーからも配信向け機材が多数発売され、一昔前と比べるとより安価で高機能な機材が大幅に増えたように感じます。一方で、種類が増えたことにより機材選定に悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回、弊社取扱製品からAVMATRIX社の最新機材と特長をピックアップしてご紹介いたします。皆様の機材選定の一助になれば幸いです。

USBウェブカム出力端子搭載

USBウェブカム出力端子を1系統搭載｡映像・音声をUVC/UACフォーマットにてPC接続でき､OBS等のライブ配信ソフトウェアとの連携を容易にします｡

USK（アップストリームキー）&DSK（ダウンストリームキー）機能

クロマキーや､ルマキー､DSK（ダウンストリームキー）機能やロゴ表示機能を有します｡ニュース番組で見慣れた合成やテロップ､小窓などの映像を容易に作り出すことができます｡これらの設定もすべてOSD（オンスクリーンディスプレイ）で完結でき、別途PCなどの操作をする必要はありません。

最大2窓までのPIP（ピクチャー・イン・ピクチャー）機能とPOP（ピクチャー・オン・ピクチャー）機能

最大2つの小窓を画面内に表示できるPIP（ピクチャー・イン・ピクチャー）機能を搭載｡POP（ピクチャー・オン・ピクチャー）機能では､2つの映像を左右に並列表示させることが可能です｡

ロゴ表示機能/トランジションエフェクト/メディアライブラリー機能/オーディオディレイ対応6chミキサー

そのほか、本体ストレージに静止画保存できるメディアライブラリー機能や、ロゴ表示機能を搭載。音声はライン入力端子を2系統搭載し、最大6chまでのオーディオミックスが可能です。

6系統入力と3系統プログラム出力端子、マルチビュー出力端子、AUX出力端子

4系統SDI入力と2系統HDMI入力を搭載。プログラム出力端子として2系統のSDIと1系統のHDMIを搭載しております。マルチビュー出力端子はSDIとHDMIで各1系統あるので、PC用HDMIディプレイからSDIディスプレイまで、あらゆる市販ディスプレイを使用できます。

全入力端子にスケーラー搭載/マルチビュー画面/PIP機能

内蔵するスケーラー機能によって、6系統の入力信号がそれぞれ異なるフォーマットやフレームレートであっても1080iまたは1080pへシームレスにアップ/ダウンスケーリング処理を行います。PIP（ピクチャー・イン・ピクチャー）機能も搭載。

多彩なエフェクト/オーディオミキサー/ハンドバッグ付属

プレビューとプログラム間のエフェクトはワイプ、ミックス、フェードの3種類を搭載。音声を合成するミキサー機能も搭載。VS0601と付属品ACアダプターをすっぽり収納できるポータブルハンドバッグを標準付属。別途専用ケースなどを用意しなくても、そのまま持ち運ぶことができます。

最大1080p60までの映像信号を非圧縮・低遅延でPC転送

SDIまたはHDMI端子から受信する最大1080p60の映像信号を圧縮せず、低遅延でPCに転送できます。

UVC（USB Video Class）対応 と Windows・Mac OSへのプラグ&プレイ接続

WindowsやMac OS搭載の標準ドライバーにて映像や音声入力ができるUVC（USB Video Class）規格に対応。プラグ＆プレイでのシンプルな接続・操作を実現しました。USBバスパワー駆動に対応し、電源も不要です。

オーディオエンベデッド機能搭載（ステレオミニジャック）

マイクや音楽などの音声を映像に重畳するオーディオエンベデッド機能を搭載。ステレオミニジャック端子（3.5mm）経由で、2ch 48kHz音声信号を映像にエンベデッドし、映像と一緒にPCへ取り込むことが可能です。

イコライザ機能搭載SDI入力端子

SDI入力端子にイコライザ機能を搭載。入力されるSDI信号はイコライズ処理でジッターを取り除き、ケーブル伝送中に減衰したSDI信号を3G-SDIで最長100m (5C-FB相当ケーブル)　まで自動補償するので、正常な状態で受信することが可能となります。

MODE1：16CHマルチビューワー

デフォルトでは16CHのマルチビューワーとしてお使いいただけます。3G-SDIまでの異なるフォーマットを16系統まで入力可能。SDI出力端子2系統とHDMI出力端子1系統から、音声と映像をマルチビュー出力することができます。マルチビュー画面は計20種類のパターンをご用意。

MODE2：16入力16出力マトリックススイッチャー

スイッチャーモードでは、入力された各信号を任意の出力端子に切替・出力することができます。