ネットワークスイッチなしでのデイジーチェーン接続

IP200UHDをネットワークスイッチを使わずに活用する方法をご紹介します。

一つのHDMIソースを長距離にわたって複数の場所に伝送したい場合、BlustreamのIP200UHD AV over IPソリューションは最適です。IP200UHDは、IP200UHD-TXトランスミッタとIP200UHD-RXレシーバから構成され、ネットワークスイッチを使用せずにHDMI信号を延長する便利な方法を紹介します。

IP200UHD-RX(レシーバ)にはデイジーチェーン機能が搭載されており、複数のユニットを汎用の24V/1A ACアダプターで接続できます。各レシーバには2つのRJ-45ポートがあり、1番目のポートはIP200UHD-TXトランスミッタからの映像と音声信号を超低遅延で受信し、2番目のポートはCAT6/5eケーブルを介して最大100メートル離れた別のレシーバに信号をループアウトできます。この接続を繰り返すことで、追加のレシーバごとにさらに100メートルの範囲で延長できます。

※ACアダプターは別途購入する必要があります。

IP200UHDシリーズの特長はその柔軟性にあります。IP200UHD-TXはEDID保持機能を搭載、480iから4K30Hzまでの幅広い解像度に対応しています。また、DVI 1920x1200@60Hzにも対応しています。これにより各種HDMIソースを接続でき、トランスミッタは各レシーバの出力解像度を最適化して異なる解像度をサポートするディスプレイに適合させることができます。

映像と音声の伝送に加えて、IP200UHDは双方向のRS-232およびIR信号伝送も可能です。この機能により、トランスミッタ側から複数のディスプレイを同時に制御でき、電源のオン/オフやその他の機能を操作できます。
PCを使用する場合、レシーバはUSBマウスとキーボードの接続をサポートしており、トランスミッタに接続しているPCを操作できます。

新しいIP200UHD-TX/RXのセットアップは簡単で、フロントパネルのボタンだけで数分で完了します。

  1. トランスミッタIDを設定する(IP200UHD-TX)
  2. 必要に応じてトランスミッタのEDIDを設定する(IP200UHD-TX)
  3. レシーバIDを設定する(IP200UHD-RX)
  4. レシーバが接続するトランスミッタID範囲を設定する(IP200UHD-RX)

BlustreamのIP200UHDシリーズは、その信頼性から世界的なスポーツイベントの放送者に信頼されている受賞歴のあるHDMI伝送ソリューションです。法人企業の皆様には、送料のみをご負担いただく形でデモ機貸出サービスを提供しております。

製品ページと法人様向け評価用貸出サービス

ビデオIP伝送器/AV over IP

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無料で1週間お試しいただける貸出サービスも行っております。購入をご検討の方は是非事前にお試しください。